台風が多いシーズンになると、
必ず聞くこの言葉、「台風一過」。
しかし、間違えた意味で覚えている方も多いです。
そこで今回は、
- 台風一過の意味
- 台風一過の使い方・例文
- 台風一過を英語で言うと?
以上の3点についてまとめました。
台風一過の意味

台風一過の意味は以下の通りです。
台風が通り過ぎたあと、空が晴れ渡りよい天気になること。転じて、騒動が収まり、晴れ晴れとすること。
このように、
- 台風が通り過ぎた後の晴れやかな天気
- 騒動が収まり、転じて晴れ晴れするさま
以上の2点の意味を持っています。
よく「台風一家」と間違えて覚えているお子さんや、
「台風が通り過ぎるんだから最悪なこと」と
勘違いする方が多いです。
実は良い意味で使われるということを
覚えておきましょう。
台風一過の使い方・例文
台風一過の使い方・例文をまとめてみました。
参考にしてみてください。
使用例:台風一過の青空
例文:台風一過の青空の元、野球大会が始まった。
(①「台風が通り過ぎた後の晴れやかな天気」の意味)
このように、「台風一過“の”○○」といった具合に、
まるで形容詞のように使います。
使用例:台風一過の職場
例文:社運をかけたプロジェクトが成功し、台風一過の職場模様である。
(②「騒動が収まり、転じて晴れ晴れするさま」の意味)
天気のことでなくても使うことができます。
騒動を台風のかわりに見立てて、
それが終わった後、好転した様子を表現できれば、
使うことができます。
台風一過を英語で言うと?
台風一過を英語で表現すると、
以下の通りです。
clear weather after a typhoon has passed
この通り、わずか一単語で
台風一過を表現する英単語はありません。
なので、こういった文章めいたものになります。
それぞれの英単語の意味は以下の通りです。
clear weather | 晴天 |
---|---|
after a typhoon has passed | 台風が過ぎた後 |
“after a typhoon has passed”が、
“clear weather”という名詞を
後ろから修飾していると考えるとわかりやすいです。
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