ムロツヨシの生い立ちが悲惨も、今の面白いキャラを確立するまでの話

個性派俳優として人気の名脇役、ムロツヨシさん。

舞台のフリートークだけでなく、ラジオのパーソナリティーをこなしたり、バラエティ番組にもよく出演しています。

面白いキャラクターで有名なムロツヨシさんですが、その生い立ちはあまりに悲惨でした。

ムロツヨシが結婚しないワケ

ムロツヨシ スーツ

「恋愛はしたりしなかったりですが、僕、結婚願望がないんですよ。『結婚願望がないのに恋愛するな』って、2、3年くらい前から小栗とかに怒られてます」

――と語るムロツヨシさんは、「徹子の部屋」に出演した際、「育ってきた環境のせいではないけれど、結婚願望が生まれない」と話しました。

今でこそ個性派俳優として知られ、広い交友関係を持つムロツヨシさんですが、あの面白いキャラに至るまでには数々の苦難があったのです。

両親の離婚と育児放棄

ムロツヨシ グレー

ムロツヨシさんが4歳の時、両親が離婚しました。

父が親権を取り、母とは別離したムロツヨシさんですが、その父も新しい女性のもとへ。

ムロツヨシさんは姉とともに祖父母とアパートに住み、隣の一室には、父と、その新しい家族が住んでいました。

さらに、ムロツヨシさんの親戚は、父の借金の保証人になってしまったばかりに、生活が破綻してしまいました。

それから現在に至るまで、ムロツヨシさんは父に会っていません。

しかし、そんな中でできた友人とは今でも交流があり、ムロツヨシさんをずっと応援し続けてくれています。

ムロツヨシさんは「あんな家庭に育ったからそういう友達もできた。面白い家だなぁと客観的に見られる自分もいる」と、その悲惨な生い立ちを振り返りました。

大学に進学するも、3週間で中退

そんな生い立ちの中、激しい反抗期を迎えた姉を見て、ムロツヨシさんは、これ以上世話になっている祖父母の負担にはならないようにと真面目に勉学に励みました。

しかし、大学に進学するも、周囲との志の差に馴染めず3週間で中退。

「郵便局員になってほしかった」と祖母を泣かせてしまいますが、ムロツヨシさんは、俳優になるという彼自身の夢を追い始めたのです。

売れない下積み時代

ムロツヨシ めがね

俳優養成所に入ったムロツヨシさんですが、それからは長い下積み時代が続きました。

18歳の頃から俳優を志し、なんとその後18年間は食べていけなかったそうです。

小劇場で細々と舞台に立っていたムロツヨシさんですが、ある日転機が訪れます。

その舞台に「踊る大捜査線」シリーズの監督を務めた本広克行さんが、ムロツヨシさんの出演した舞台を見に来たのです。

本広克行さんは舞台の後に行われた飲み会にも参加していました。

そのチャンスを逃さなかったのは、やはりムロツヨシさんの人柄でした。

チャンスは自分の手で掴む?

飲み会で本広克行さんの隣に座ったムロツヨシさん。この機を逃してはならないと、ムロツヨシさんは自分の名前を猛アピール

「ムロツヨシはこう思います」「ムロツヨシはそうですね」と会話に自分の名前を無理矢理ねじこみ、「しつこいな」と呆れられてもめげずに被せていきます。

その甲斐あって、それから2か月後に映画「サマータイムマシン・ブルース」に出ないかとオファーが!

これがムロツヨシさんにとって初めての、「お金がもらえる仕事のオファー」となりました。

栄転、面白いキャラの確立

ムロツヨシ てるてる坊主

こうしてムロツヨシさんは、ようやくプロの俳優としての道を歩み始めました。

しかし、いくら千載一遇のチャンスとはいえ、それをしっかりと掴んでしまうのは見事なものです。

ムロツヨシさんのあの面白いキャラクターは、悲惨な生い立ちと、そんな中でも手を差し伸べてくれた仲間たちによって確立されたのですね。

これまで幾多の経験を積み重ね、耐え忍んできたムロツヨシさんだからこそ、「お幸せに」と願わずにはいられません。




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